今日はちょっと重たいコラムです。
度重なる怪我と自律神経の病気により、2018年春にムネリンこと川崎宗則選手がソフトバンクを退団することになった。
巷では引退と言われているが、正式には引退ではなく自由契約選手扱いになるそうだ。
球団を通じたコメントで自律神経の病気であると公表しているので、もはや現役としてプレー出来ないのではと非常に心配である。
私と年齢がほぼ一緒で、同じアメリカ帰り、そして自律神経失調症を経験した者として、シンパシーを感じてしまうからだ。
そんなこんなで、彼の半生とメジャーで輝いていた頃の動画、そして自律神経失調症について語ります。
目次
1.川崎宗則(ムネリン)とは?
■ 野球少年時代
- 兄の影響で野球を始めて、学生から高校生まで一貫してバッターだった。
- 元々右打ちだったがイチローの影響で中学校から左打ちに変える。
- 甲子園出場経験はないが、50m走で5秒8を叩きだす程の俊足、大量の安打数、そして左打ちであることから、地元では「サツロー(薩摩のイチロー)」と呼ばれていたそうだ。
■ 日本プロ野球時代
- 2000年にダイエー(現ソフトバンク)に入団してから、打率3割超えの首位打者、盗塁王(42回)、守備ではゴールデングラブ賞に輝くなど、ユーティリティープレイヤーぶりを発揮する。
- 2006年と2009年の2大会連続で、2度WBCの日本代表に選出された。
■ メジャーリーグ時代
- 2012年に憧れのイチローと一緒にプレーすべく、シアトル・マリナーズに入団。
- イチローのマネかどうか分からないが、ヒゲをたくわえていた。
- エアー盗塁でピッチャーの集中力を散らそうとするなど、コミカルなキャラを確立していく。
① シアトル・マリナーズ時代
【川崎のエアー盗塁にメジャー解説者が大爆笑】
【キレのあるダンスでベンチを温める川崎】
② トロント・ブルージェイズ時代
- 2013年にトロント・ブルージェイズ(メジャー唯一の国外チーム)にマイナー(2軍)契約で移籍。
- チームメイトの故障や忌引き、復帰に伴いメジャー昇格とマイナー降格を繰り返していた。
- マイナー降格という屈辱を何度も経験しながらも、非常に明るくコミカルに振舞っていたため、アメリカのメディアやファンからMune(ムネ)という愛称で注目されるようになる。
【現地の野球番組で司会者をヒイヒイ言わせている川崎】
【インタビューで終始主導権を握る川崎】
【川崎が打席に立つだけでスタンディングオベーション】
【リーグ優勝決定時にテレビ番組に飛び入り参加する川崎】
③ シカゴ・カブス時代
- 2016年にシカゴ・カブスにマイナー(2軍)契約で移籍。
- 春季トレーニングの開幕セレモニーで、情熱的なスピーチとカラオケを披露して話題になる。
- とは言え、シカゴ・カブスにおいてもチームメイトの故障や忌引き、復帰に伴いメジャー昇格とマイナー降格を繰り返していた。
- この年、シカゴ・カブスは108年ぶりのワールドチャンピオンに輝いた。
【スピーチとカラオケで入団早々ムードメーカになる川崎】
【試合前に日本語でチームの円陣を組む川崎】
■ 日本プロ野球復帰と怪我、自律神経失調症(鬱病?)との闘い
- 2017年に日本球界、そして古巣のソフトバンクに復帰。
- アメリカで慣れた天然芝から日本の人工芝への変化により、2017年の7月頃に両足アキレス腱と左ふくらはぎを連続して痛めてしまい、リハビリ調整するようになった。
- 心身共にボロボロな状況になってしまい、自律神経の病気になってしまったことが判明。
- 2018年の春季キャンプには姿を見せず、キャンプ終了後に球団公式サイトの名簿から川﨑の名前が削除された。
- 巷では引退と言われているが、正式には引退ではなく自由契約選手扱いになるとのこと。
- 現在は、故郷の鹿児島で療養しているとのこと。
2.自律神経失調症の全て
■ 自律神経とは?
- 自律神経とは、手足などの筋肉を動かす運動神経とは異なり、無意識的に自律して、体の各臓器をコントロールする神経のことです。
- 例えば、心臓の拍動、呼吸、消化、体温、免疫、そしてホルモン分泌などは自律神経の働きによるもので、意識的に動かそうとして訳ではないですよね。
- 自律神経には交感神経と副交感神経があります。
集中や緊張をしているとき、すなわちストレスを感じているときは交換神経が働き、リラックスしたり安心しているときは副交感神経が働きます。 - なお、一方の神経が優位になっているときは、もう一方の神経の働きは抑えられるというトレードオフな関係になっています。
■ 自律神経失調症の症状について
- ということは、ストレスにより交感神経が優位になった状態が続くと、副交感神経が働かないため、体の各臓器の動きが抑制されたままの状態になります。(心臓の鼓動だけは高まりますが)
- そうすると、心臓の拍動、呼吸、消化、体温、免疫、そしてホルモン分泌などに影響をきたすわけですから・・・
- 咽喉頭異常感症
- 不整脈
- 蕁麻疹
- 止まらないゲップ
- 眼球の痙攣
- 不眠症
- 性欲の減退
- など、色んな症状が出てくる訳です。
- 私も前職のストレスで自律神経がヤラれて、特に喉の筋肉が硬直する症状である咽喉頭異常感症に長い間悩まされていました。
慢性的に首回りを絞め付けられるような不快感を感じて、吐き気をもよおす日々を送っていました(汗)
もちろん、ナンパへの影響もありましたし、治るまでに時間も掛かりました。
前職を辞めた直接原因が自律神経失調症だったので、川崎にシンパシーを感じてやまないのです。 - このように、自律神経失調症は心の病気的な曖昧なものではなく、神経の病気なのです。
よって、精神論で片づけられる類のものではないのです。
■ 自律神経失調症の原因について
- 自律神経失調症の最大の原因はストレス、第二の原因は生活習慣の乱れと言われています。
これらにより、交感神経が優位になった状態が続いてしまうからです。 - 川崎の場合は、プロスポーツ選手という特性上、生活習慣の乱れはまずないため、ストレスが原因としか言いようがありません。
- メジャーにいたときは、メジャー昇格とマイナー降格を繰り返すという不安定さもありましたが、ストレス的にはおそらく問題はなかったでしょう。というか、上記の動画を観る限りキラキラ輝いてますよね。
- ということは、伸び伸びとしたアメリカでのアスリート生活から一転、日本での野球人生活に戻ったことによりストレスを感じていたということになります。
■ 自律神経失調症になりやすい人
- 完璧主義であったり、几帳面、ネガティブ、人に気を遣う人らしいです。
- 川崎は明るくてバイタリティー溢れるコミカルなキャラクターだが、実は底抜けの明るさで繊細さを隠していたとのこと。
- そもそも人間は弱い生き物です。
状況や環境が変われば、どんなアスリートや猛者でも消耗してしまうことはあり得ます。
■ 自律神経失調症の予防法・治療法
- まずは、ストレスになっている原因を物理的に取り除くことです。
- 現在の仕事がストレスであるならば退職すれば良いし、友人関係がストレスであれば距離を置けば良いのです。
- 仕事を辞めることの抵抗や不安もありますが、長期的に見たら辞めた方が全然良いです。
我慢してうつ病になってしまってからだと、遅過ぎるからです。
いかがでしたでしょうか?
個人的には、マイナーリーグからで良いので再度メジャーに挑戦をした方が、彼の精神的には楽なのかなと感じています。
日本に比べて自由に振舞えるし、感情表現もできる。
島国的な湿った人間関係もない。
そして何より、熱烈なファンと元チームメイトがいるからだ。
メジャーリーグ公式サイトにおいても異例の特集を組んでいる。
歳がほぼ一緒で、同じアメリカ帰り、自律神経失調症経験者、そして競技は違えどナンパ打者として、彼のミットに幸せの打球が飛んでくることを願っています。
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